ネパール人留学生らが地震救援の約12万円寄託
2015年05月15日更新
福岡国土建設専門学校(福岡市博多区三筑)の教職員・在校生一同から15日、ネパール地震救援金として11万7903円の寄託が西日本新聞民生事業団にありました。
同校には日本語、造園、測量を学ぶネパール人留学生約130人が在籍。測量分野で人材不足の日本で学び、働きたいという思いの生徒も多いそうです。4月25日の地震直後から「校内募金で協力しよう」との声が上がり、救援募金箱が約2週間設置されました。
教職員・在校生を代表して、測量技術情報科のシュレスタ・ディピカさん(27)=写真右端=と日本語学科のフマガイン・シシル君(20)=同その左=が福岡市・天神の民生事業団を訪れました。友人のなかには家族を亡くしたのに帰国できず、こちらで勉強している人もいるそうです。家族に大きな被害はなかったという2人ですが「現地では大変な生活が続いているので、募金は助かると思う」と話していました。
西日本新聞民生事業団
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